1人目の子どもが生まれて、育児や家事、仕事に忙しい日々を送っていたとき、ふと立ち止まって考えることはありませんか。
「私、もう35歳だし、そろそろ2人目を真剣に考えないと・・・」
そう考える一方で、
「いまみたいにバタバタしてたらダメだなぁ。何かを変えないといけないかも」
そう考えるママ理学療法士は多いです。
今回は2人目の子どもが欲しいママ理学療法士のために、おすすめの職場をご紹介します。
- 35歳1児のママが抱える問題あれこれ
- 35歳女性理学療法士の仕事での立場は?
- 35歳女性理学療法士に最適な職場は?
ちなみに記事のタイトルは「35歳女性理学療法士」ですが、32歳でも33歳でも34歳でもかまいません。
1児のママで2人目の子どもが欲しい、30代中頃以降のママ理学療法士向けの話です。
35歳で2人目の子どもが欲しいと願う女性が悩むこと
35歳になると「もう1人欲しいけど、年齢的にどうなんだろう」と一番悩む年頃です。
はーい!まさに私のことでした。
うちは30代中頃で同じように悩んだよな。
上の子が4歳になって、そろそろ手が離れてきたから2人目は欲しいんけど、なかなか状況が整わないというか、踏み切れないというか・・。
仕事の事情もあり、家庭の事情もあり、まあ両方問題がありました。
2人目が欲しい35歳の女性はこんなことを考えたり、悩んだりしたことはありませんか?
- 年齢的にそろそろ2人目が産まないとどんどん厳しくなっていきそう。
- 両親や周りの人の「一人っ子はダメ。やっぱり子どもは2人いないと」「2人目はまだ?」というプレッシャーがつらい。
- 1人目ができてから時間が経つので、そもそも夫婦生活がない、もしくは減っている。
- 高齢になってきたので子どもを授かれるか(妊娠できるか)が不安。
- もし子どもを授かれなくて不妊治療をするとお金がかかりそう。
- 高齢出産では障害のある子どもが産まれる可能性が高くなるので不安。
- 夫婦ともに1人目が産まれたときより歳をとったので、妊娠中の生活や子育てが体力的に不安。
- 子どもが産まれたら保育所には無事入れて、仕事を続けられるのか不安。
- 夫との関係はいまはうまくいってるので、2人目ができて忙しくなったらその関係が崩れないか心配。
- 夫が子ども好きじゃないので、2人目をそれほど望んでいない。
- 1人目ができてから時間が経つので、3人の生活に慣れてしまって、1人増えて生活が変わってしまうことに楽しみも不安もある。
- 周りのママは若いので、幼稚園や小学校でママ友付き合いできるか不安。
- 最近は一人っ子が多いから、その子を大事に育てる方が幸せかもと思ってしまう。
- 2人以上子どもがいるご近所や友だちを見ているとうらやましい。
- 子どもの将来を考えると、やっぱり兄弟や姉妹はいた方がいいと思う。
- 2人目が増えることと経済的にやっていけるのか不安。
- 自分も夫も仕事が忙しく、2人目の子どもを考えにくい。
挙げればキリがないですが、家族のこと、年齢的なこと、仕事のことなど悩みはつきません。
臨床経験10年を超えるとリハビリ室での立ち位置が変わる
これを理学療法士という仕事に当てはめると、さらに事情がややこしくなります。
35歳というと大学や専門学校を卒業して10年ちょっと。
1人目の育児休暇で休んだ期間があったとしても、経験年数でいうと中堅くらいのグループになってきています。
小さな病院やクリニックなら責任者になっている人もいるでしょうし、主任や副主任で部下をまとめている人もいるでしょう。
責任が課される立場になれば、患者さんを見ながら、リハビリ室のマネージメント部下の教育、実習生の指導などもしなくてはなりません。
それに加え、勉強会や学会発表を積極的に行っている病院なら、仕事後に勉強会や研究も加わります。
わかりすくいうと35歳の理学療法士は忙しいんです。
私もそのときは病院の小さな部門の主任をしていて、毎日仕事は本当に忙しかった。
経験年数を重ねると責任が乗っかってくるもんね。
仕事が終わって帰るのは毎日19時くらい。そんな仕事が忙しい状況で2人目とはならなくて・・・。
2人目が欲しい35歳のママ理学療法士は職場に何を求める?
では、2人目が欲しい30代中頃のママ理学療法士にとって、どんな職場が仕事を続ける上で最適なのでしょうか。
これには以下のふたつを見ていくとわかりやすいです。
- 「どんな病院や施設か」よりも「理学療法士が何人いるか」の方が大事
- その職場の環境や雰囲気はどうか
これから出産を考えるなら大人数の職場がベター
まずどんな病院がこれから2人目を考える35歳のママ理学療法士に向いているかというと、できれば大人数の職場がベターです。
たとえば理学療法士が自分しかいない1人職場や、理学療法士2人でギリギリまわしている職場だと、妊娠中に病院受診するのも大変です。
また産休・育休に入るために代わりの理学療法士を雇うことも多いです。
理学療法士が50人いる病院なら、1人休んでもカバーすることは難しくないです。
いまは妊娠中や産休・育休中の話をしていますが、これは育休が明けて職場復帰してからもそうですよね。
子どもが急に熱を出しても、理学療法士がたくさんいれば誰かがカバーできる体制が整っています。
理学療法士が大人数いる職場と考えると、総合病院や回復期リハビリ病院がいいかな。
逆にクリニックとか、小規模病院や介護施設とかは、代わりがいなので気を使いそう。
子育てしやすい環境が職場にはあるか
次に職場の問題としては、その職場が子育てしやすい環境にあるかが大きいです。
具体的にはさきほどからお伝えしている休みの問題。
有給休暇や産休・育休は認められている権利ですので、休ませないことは法律に違反することになりますが、休む人に冷たい雰囲気を出している職場はダメです。
あと定時で帰れるかどうかも大きいです。
理学療法士として働いていくなら仕事後に残って勉強や研究はした方がいいのでしょうが、仕事が忙しいから2人目を考えられないとなると話は変わります。
だって理学療法士としての知識や技術を磨くのは大事だけど、子どもを授かることの方がもっと大事でしょ。2人目を産みたいことを一番に考えると、生活をまずは大事にしないとって思います。
定時で帰るってごく当たり前のことなのですが、それをさせてもらえない職場では2人目を産んで育てるのは厳しいかもしれません。
勉強会とか、実習生とか、残らないといけない業務は免除してもらえるとありがたい。
それを認めてもらえる職場ならいいよね。
休みをとれること、定時で帰れることは、妊娠中や子どもが小さいときには非常に大事な要素です。
そういう職場で理学療法士として働ければいいですね。
まとめ
35歳で2人目が欲しいママ理学療法士は、25歳で1人目が欲しい理学療法士とは置かれている状況が明らかに違います。
だからといって2人目の出産や育児が難しいわけではありません。
最近は40歳前後で出産することも珍しくありませんし、夫婦がその気になれば、子育ての体力も経済的な問題もなんとかなるものです。
私は35歳で2人目を出産したよ。育児もお金の不安もあったけど、なんとかなるもんやわww
ただそのための条件は整える必要があります。
まずは旦那さんと相談して、2人目を本気で望むなら仕事や職場の環境を見直してみましょう。