転職を考えている理学療法士は、
「この病院は給料はいいんだけど休みが少ない」
「あの介護施設は休みは多くていいけど給料がもうちょっとあれば」
と、候補の病院や介護施設の求人票を見ながら悩むことが多い。
あなたもそうじゃないですか?
転職先の条件で比較する項目はいろいろあるけど、良い条件と悪い条件が混在していて、どの条件を重視すべきか迷う。
そのうち面倒になって、「もうええか」と妥協する人も少なくない。
転職を繰り返してきた私だからこそいえるけど、理学療法士の転職では妥協はしない方がいい。
だって妥協すると、絶対妥協したところが喉に刺さった小魚の骨みたいにずっと気になり続けるから。
なぜ転職では妥協したらダメなの?及第点じゃダメなの?
今回は転職時の妥協が、転職後にどんな悪影響をもたらすのか、そしてそれを回避する方法について書いていく。
妥協してでも転職しようとしている理学療法士はぜひ読んで欲しい。
理学療法士は転職で妥協しても満足して働き続けられない
理学療法士が転職で妥協しても満足感は得られず、働き続けることが難しくなる場合が多い。
なぜなら、妥協したときの心の中のモヤモヤは、なくなるどころか、何か問題があるごとに膨らんでいくから。
たとえば、一番わかりやすいのが給料。
額面で30万円欲しかったけど、28万円しかもらえない職場に転職したとする。
転職したときには、「人間関係はよさそうだから目標より2万円低いけどいいか」とか、「給料は安いけどやりがいはありそうだから」と考える。
でも職場の人間関係が悪くなると、「お金で妥協したのに人間関係も悪くなるなんて最悪だ」と妥協したはずの部分がどんどん大きく膨らんでいく。
こうなると悪いスパイラルにはまっていく。
人間関係だけでなく、やりがいも見い出せなくなったり、他の悪いところばかりに目がいくようになる。
ついには、「どこかええ職場はないかなぁ」と転職を考えるようになっていく。
この前転職してきた人が、また転職して出ていくことあるもんな。
いろいろ納得できないところがあるんやろう。
そうならないように、転職時には妥協したらダメ。
妥協しなければ、自分の責任として納得できるから。
額面で30万円欲しいなら30万円もらえる職場を探すべきだし、スポーツ整形に携わりたいならスポーツの患者さんが集まる職場に就職すべき。
理学療法士が転職でワンランク条件を上げるなら転職サイト利用が吉
でも妥協せずに転職するって難しくない?
難しいかもね。
そしたらやっぱり妥協せなあかんやん。
いや、やっぱり自分で納得できるカタチを作るべきやと思うで。
あなたにひとつ聞きますが、最近求人票を見たことがありますか?
PT-OT-ST.NETでもいいし、ハローワークでもいいので、一度理学療法士や作業療法士の求人票を見て。
ほんまに給料が安い(笑)
もう笑えるぐらいにね。
正直、普通に転職活動をしても、求人票に書かれている条件から上積みがあるとしてもしれてる。
普通に転職活動をしたらね。
妥協せずに転職したい理学療法士は、絶対転職サイトを使うべき。
転職サイトを使ったら妥協せずに転職できるの?
うまくやればね。
転職サイトとは、理学療法士の就職先を紹介してくれるサイトのこと。
登録すると、エージェントと呼ばれる担当者から連絡があって、希望している条件を伝える。
ポイントは希望条件を伝えるときに、できる限り詳細に伝えること。
- 月給は額面で○○万円欲しい。
- ボーナスは□ヶ月分欲しい。
- 年収では△△△万円以上欲しい。
- 土日は絶対休み。
- 年末年始は休みがいい。
- スポーツの患者さんを診たい。
- 介護施設ではなく病院がいい。
- 有給休暇が取りやすい職場がいい。
- 家から30分で通える範囲がいい。
などなど、とにかく自分が希望する条件を伝えよう。
そんなに希望があったら見つからんのちゃう?
そうかもね。
もし、転職サイトの担当者が「その条件は厳しいです」というなら、転職しなければいい。
妥協して目標の月給を下げる必要もないし、土日休みが希望なのに土曜日に働く必要もない。
小さいことでも安易に容認すると、あとで必ず胸のつっかえになるから、くどいようだけど妥協はしない方がいい。
転職サイトは無料で利用できる。登録だけでなく、就職が決まっても料金は一切かからない。
転職サイトのおすすめは『PT・OT・ST WORKER』
セラピストの転職業界最大手だから聞いたことがある人も多いかも。
PT・OT・ST WORKERでは表に出ていない非公開案件もたくさん抱えてるし、個人情報の保護にも力を入れてるから、転職活動はバレずにこっそりすすめられる。
普通に転職活動をしても、なかなか良い条件で転職はできない。
だからこそ転職サイトを利用するわけだし、転職サイトにはいろいろ求めればいいと思う。
転職には自分の市場価値もあるけど、運もあるから、転職先が見つかる可能性も十分あるよ。
あなたがワンランク上の条件で転職したいなら、ぜひ積極的に転職サイトを利用して欲しい。