新人でも転職すればいいと真剣に考えているゆういちです。
今回は理学療法士1年目だからこそ転職すべき理由と、なぜ転職が有利になるかを解説するね。
この記事を読んでいる人は、新人理学療法士だと思うけど、単刀直入にいうと、もし転職しようと悩んでるなら1年目のうちに転職した方が絶対有利だよ。
なぜか?
それは理学療法士1年目なら、転職に追い風となる制度があるから。
でも1年目で転職するって難しいんじゃないの?
計画的に転職すれば難しくないよ。
今回は新卒1年目の理学療法士が転職しやすい理由を、制度的な問題、理学療法士の実情など、さまざまな面から書いていく。
あと1年目に転職をすすめる、理学療法士の先輩としての本音も書くからそれも必ず読んで欲しい。
- 新人理学療法士がなぜ転職に有利になるのか?国の制度を解説
- 新卒1年目の理学療法士でも転職はできる!その理由
- 新人理学療法士に知ってほしい、10年後から振り返る1年目の重要性
この記事を読めば1年目でも転職できることが理解できる。
とにかくいま転職しようか悩んでいる新人さんは読んで欲しい。
求人数は2万5千件以上で業界最多レベル。理想の職場がきっと見つかる。
1年目の理学療法士が転職しやすい理由は事業主が助成金をもらえるから
あまり知られていませんが、新卒1年目を転職で雇う病院や施設側には大きなメリットがある。
厚生労働省が策定している「特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)」という助成金の制度。
概要はこんな感じ。
学校等の既卒者や中退者の応募機会の拡大および採用・定着を図るため、既卒者等が応募可能な新卒求人の申込みまたは募集を行い、既卒者等を新規学卒枠で初めて採用後、一定期間定着させた事業主に対して助成金を支給します。
引用) 厚生労働省HP
これは大学や専門学校を卒業して、これまで同一の事業主に労動者として12ヶ月以上雇用されたことがない人が対象になる。
つまり新卒で1年目の途中の転職ならOK。
逆に理学療法士2年目になって12ヶ月以上雇用されると、事業主はこの制度が使えないのでそこは注意。
中小企業(常時雇用する労働者数100人以下)なら、採用1年定着後に50万円、2年後10万円、3年後10万円の計80万円が受け取れる。
3年で80万円って考えると安いかもしれんけど、1年で50万円って考えると高いわ。
この制度では新規学卒枠での採用になるので、50万円といえばおそらく2ヶ月以上の給料に相当。
年収の1/6が国からもらえるので、雇う側としてもこの制度を使うメリットは大きい。
だから1年目途中の転職でも、求められる場合がある。
新卒理学療法士のあなたを求める事業主は必ずいる
新卒1年目の理学療法士が、助成金により転職できる可能性があることはわかったよね。
でも実際転職しよう悩みだすと次の壁が訪れる。
その壁とは1年目で本当に転職できるのかということ。
そうそう、私が聞きたいのもそこやわ。
さっきもいうたけど、そんなに難しくないって。
なぜ新卒1年目でも転職ができるといえるのか、その理由は必ずあなたを求める事業主がいるから。
たとえば、新人理学療法士のあなたが転職を考えているように、どこかですでに転職した新人もいるはず。
そうなると、どこかの病院や施設に欠員がでるので、その穴を同じ1年目の自分が埋めればいい。
リハビリスタッフの構成を考えると、経験年数1年目の穴を10年目の理学療法士で埋めることは考えにくい。
おそらく新卒かそれに近い人を探すので、その穴に自分から飛び込もう。
国家試験に不合格した人がいて欠員がでてる病院も狙い目やで。
欠員が出たら切実やもんなぁ。
採用予定者が国家試験不合格となって欠員がでてる病院や施設では、忙しくなると仕事がまわらなくなるので来春の新卒まで待てません。
その場合も新卒に準ずる理学療法士を採用するので、採用してもらうチャンスがある。
その他にも、患者さんや利用者さんが増えて事業を拡大したい病院や施設では、中途採用も積極的にやってるので狙い目。
- 理学療法士1年目の転職でもチャンスはたくさんある。
- それがわかればあとは行動あるのみ。
新卒1年目の理学療法士が転職を有利に運ぶなら絶対転職サイトを利用すべき
話を聞いたら新卒でも転職できそうなのはわかったけど、実際転職するとなると不安はあるんちゃう?
どのあたりに?
だって経験や強みがないし、すぐに辞めたら自分を売り込むのが難しいやん。
それなら転職サイトを利用したらええねん。
こちらのブログでは何度かお伝えしていますが、強みがなく、転職活動で苦戦しそうな人は転職サイトを利用すべき。
理学療法士の転職サイトとは、理学療法士の転職をサポートしてくれるサイトのこと。
転職サイトを利用すると、エージェントと呼ばれる担当者が転職先の希望を聞いてくれて、自分の代わりに転職先を探してくれる。
転職時に面倒になる見学や面接日も、すべておまかせでアポイントメントまでとってくれる。
新卒1年目理学療法士の転職でネックとなるのは、
- 履歴書の書き方
- 職務経歴書の書き方
- 面接でのアピールの方法
この3点。
だって1年目やからアピールするのが難しいよね。
だからこそ、転職サイトをとことん利用したらいい。
転職サイトを利用して転職活動をすると、担当者に履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイスをもらえる。
担当者は理学療法士の転職をたくさん見てきた転職のプロなので、その人の良いところを最大限に引き出す書き方を教えてくれます。
1年目だと履歴書や職務経歴書に何をどう書けば自分をアピールできるかわからないよね?
だったら担当者に聞けばいい。
もっと厄介なのが面接。
1年目で転職することへの後ろめたさや、アピール方法がわからんないので、めちゃくちゃ緊張する。
この最大の試練ともいえる面接にも、可能であれば担当者が同席してくれる。
そして聞きたいことや要望があれば、自分の代わりに聞いてくれる。
担当者は求職者の味方だから、フリーズしかけたら助けてくれますよ。
そこまでやってくれるの。すごいサービスやな。
スポーツ選手の代理人みたいなもんやわ。
転職サイトは無料で利用できます。
プライバシーは万全で、あなたが転職活動をしていることは職場にバレることはないので安心できる。
私は40代で転職するときにPT・OT・ST WORKER』という転職サイトを使ったことがある。
PT・OT・ST WORKERは医療・介護業界では最大級規模の求人数で、非公開の求人もたくさんある。
なんか聞いたことあるね。
セラピストの転職サイトでは最大手で有名やわ。
PT・OT・ST WORKERには全国対応で、実際に会って担当者に話を聞いてもらうことができる。
新卒1年目で面接に不安があるなら、面接の練習をしてもらうのもいいだろう。
また、すぐに転職すると決まっていない人や、「転職しようか悩んでる」と相談したいだけの人でもOK。
直近の転職事情や業界動向などについて担当者に聞けば、なにかヒントが得られるかもしれません。
悩んでいるならとにかく登録して話を聞いてみよう。登録は3分もあればできます。
理学療法士が最初に転職したくなる時期は1年目が多い
長くつらい学校生活、国家試験合格を経て、いよいよ理学療法士になれた新人さん。
夢や希望にあふれているかと思いきや、実は多くの理学療法士は1年目で「ここを辞めて違うところに行きたい」と一度は考える。
なんで1年目で転職を考えるの?
思ってた仕事と違ってたり、良い上司に恵まれないからちゃうかな。
1年目ってあれもしたいこれもしたいと、仕事がわからないながらも、自分の理想に向かってバタバタ働いている。
それが職場の理念や上司の考えに合致していればいいが、ときには意見が食い違う場合もある。
そんなんある?
やりたいことをやらせてもらえなかったり。
「1年目はいうこと聞いといたらええねん!」って感じのアホな上司は多いよな。
また1年目は時間をかけて、ゆっくり患者さんと向き合いたいと思っていたら、次から次へと単位をこなすことが求められたりもする。
そうなると、「もっとゆっくり患者さんがみたいのに・・・」となって、その職場で働き続けることに不満や疑問を持つようになっていく。
ベテランだと半ばあきらめて、うまく流すこともできるけど、1年目だから真面目にとらえて悩みが深くなってしまう。
理学療法士1年目はあなたの10年後を左右する一番重要な期間
周りの理学療法士をみたり、自分の経験で思うことがひとつある。
それは理学療法士1年目の過ごし方で、10年後の理学療法士人生が決まるってこと。
良い職場や上司に恵まれた新人さんは、理学療法士としての難しさや楽しさを実感して、その後も成長できる。
逆に暗黒の1年目を過ごした理学療法士は、苦しい想いばかりで楽しさを見いだせずにいる。中には理学療法士を辞めていく人も。
これってなんかさびしいよね。
これは絶対新人さんが悪いんじゃなくて、職場や上司の問題。
転職を考えるほど悩んでいるあなたに、ひとつだけ聞きたいことがある。
理学療法士の仕事は好きですか?
もし仕事が好きなら、その気持ちがある内に違う病院に移ろう。
なぜなら仕事の価値観は環境で決まるから。
その職場で、いまの上司と仕事をして、10年後に理想とする理学療法士になれるならそれでもいい。
でもいまのまま居続けたらヤバイって感じているなら、いますぐそこを飛び出すべき。
あなたが理学療法士という仕事を好きをいえるあいだに。
新人理学療法士は赤ちゃんみたいなもの。どんな色にも変われるし、どんな可能性だってある。
その可能性をつぶさないためにも、あなたの人生を大切にしよう。
1年目で転職に不安があるなら、いますぐ転職サイトに登録してみて。
強みがなくても、必ず転職の力になってくれるから。
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