理学療法士にとって賞与(ボーナス)は絶対にもらえた方がいい!
これはどんな理学療法士でもそうではないでしょうか。
だって臨時収入はあったらうれしいでしょ?
欲しい服を買うにしろ、旅行に行くにしろ、家のローンを返済するにしろ、お金はないよりあった方が確実に生活は楽になります。
一方で「賞与をもらえるって聞いてたのに支給されなかった!」なんて話を聞いたことがある理学療法士もいるでしょう。
ちか
ちか
今回は理学療法士が転職したときに、賞与が確実にもらえるようにするにはどうすればいいか、私の苦い経験から学んだすべてをお伝えします。
「やっぱり賞与が欲しい!」という理学療法士はぜひ最後までご覧ください。
- そもそも賞与(ボーナス)ってなに?どんな位置づけなの?
- なぜ賞与が支給されなかったり、減額されたりすることがあるの?
- 理学療法士が確実に賞与を受け取るには?
理学療法士にとっての賞与ってなに?

理学療法士のように雇用されて労働する人にとって、「賞与ってなに?」と深く考えたことがある人はほとんどいないでしょう。
ちか
ちか
賞与は厚生労働省によって次のように定義されています。
定期又は臨時に、原則として労働者の勤務成績に応じて支給されるものであって、その支給額が予め確定されていないものをいう。
ここに大きなポイントがふたつあります。
- 「労働者の勤務成績に応じて支給」
- 「支給額は予め確定されていないもの」
賞与はあくまで雇われ人が仕事をがんばって、そのがんばりに応じて支給されるってことです。
逆にいえばがんばりが足りなければ支給しなくてもいいってことです。
そして「ボーナスは○○万円(もしくは△ヶ月分)支給します!」って決まってるものではありません。
なので「去年の夏はボーナスが2ヶ月だったのに今年は1ヶ月だった」としてもなんの問題もないわけです。
最初から支給額が決まっているものではないので。
ちか
ちか
実際、理学療法士がどれくらいボーナスをもらっているかは、こちらの記事に詳しく書いています。
自分のボーナスと比べてみてくださいね。
ちか
実は賞与は法律で支給が義務づけられているわけではありません。
ちか
ちか
理学療法士は就業規則と雇用契約書をいますぐ確認しよう
通常賞与は業績やその人の勤務の様子を見て支払われます。
でも業績や勤務態度うんぬんに関係なく、理学療法士に賞与を支払わないといけないケースもあります。
たとえば、就業規則や雇用契約書で「基本給の△ヶ月分の賞与を支払う」と規定しているケース。
この場合、雇用者は約束したとおりに賞与を支払う義務があります。
ちか
賞与(6月と12月に過去6ヶ月の業務成績に応じ支給することがある )
賞与は原則として○月及び○月に支給する。ただし病院の業績その他やむを得ない事由がある場合は、支給時期を変更し、又は支給しないことがある
ちか
あと年俸制の場合は次のように規定されていることもあります。
年俸の14分の1を6月と12月に賞与として支払う
この場合でも6月と12月に1ヶ月分ずつ賞与として受け取れます。
就業規則や雇用契約書に具体的な数字が賞与として支払うことが規定されていれば、確実に賞与は受け取れる。
理学療法士が確実に受け取るには?
ここまで読めばわかると思いますが、理学療法士が100%賞与を受け取るにはどうすればいいのか?
答えは簡単で、就業規則や雇用契約書で「基本給の△ヶ月分の賞与を支払う」と規定している病院や介護施設に就職すればいいのです。
ちか
ちか
就業規則や雇用契約はすごく大事です。
その職場でいう法律のようなものですから、それを知らずに働くことは避けたいところです。
たとえば、ボーナスのことを聞くとすれば、
- ボーナスは就業規則や雇用契約書に規定されているか
- 前回の夏、前回の冬は何ヶ月分支給されたか
- その前の年と比べて支給月数は減っていないか
この3点は絶対聞いておいた方がいいです。
特に3は重要。
「いまの支給月数」も大事ですが、前年より増えているか、減っているか、それを聞けばある程度先が見通せます。
普通の人は見学の時点で、ここまでボーナスについて聞くことはできないでしょう。
でも大事だって思うなら聞いておくべきです。
もし賞与について見学や面接で突っ込んで聞けない人は、転職サイトを利用してください。
転職サイトとは転職希望者に就職先を紹介してくれるサービスです。
転職サイトに登録すると担当者(キャリアアドバイザー)がついてくれます。
担当者に希望する条件を伝えれば転職先を探してくれたり、給料やボーナスなど理学療法士が聞きにくいお金のことも代わりに聞いてくれたりします。
おすすめの転職サイトは私も40代に入ってから転職するときに利用した
「気が弱いからお金のことは聞きにくい」
「絶対ボーナスはもらいたい」
という人はぜひ
利用は無用です。
まずは話を聞いてもらうだけでもOKなので、ボーナスが欲しい人はぜひ登録してキャリアアドバイザーに相談してください。