転職しようと考えている理学療法士のあなた!
いまより少しでも良い条件で転職したいなら1日でも早く行動しないとダメです!
理由は簡単で次の3つに集約できます。
- 毎年給料が下がり続けているから
- 転職先が狭まってきているから
- 求められる能力が高くなってきているから
「転職したい気持ちはあるんだけど・・・」と腰が重くて行動できない人はぜひ最後までお読みください。
理学療法士の給料は年々下がり続けている
理学療法士の給料(年収と表現しても一緒ですが)は年々下がり続けています。
インターネットで理学療法士の求人を検索しても、「この病院すごく給料がいいなぁ」と思う求人はほぼ皆無です。
あえていうなら訪問看護ステーションでの訪問リハビリ業務は、病院や介護施設に比べると高水準ですが、それもいつまで続くかかなり不透明です。
ですから転職で給料面を重視するなら1日でも早く行動に移しましょう。
理学療法士の転職先は確実に狭まってきている
理学療法士が転職しようとしたとき、選べる病院や施設はかなり狭まってきています。
それは病院や施設が減っているわけではなくて、人気のある病院や施設の募集がなくなってきていることを意味します。
一度どこのサイトでもいいので、どんな病院や施設の求人があるのかじっくり見てください。某サイトに掲載されている求人なんて半分くらいが訪問リハビリです。
訪問リハビリに従事したい人にはいいのでしょうが、それ以外の人は本当に選びにくくなってきています。
理学療法士が転職時に求められる能力は高くなってきている
求人票を見ていると「未経験者歓迎」という文字をよく見かけます。特に訪問リハビリで多い気がします。
訪問リハビリ経験者は少しずつ増えてきましたが、まだまだ少ないです。しかも病院や施設でのリハビリとはだいぶ違うので、転職を躊躇する人も多いのでしょう。
それを踏まえて訪問リハビリの求人票には「未経験者歓迎」と記載されているのでしょう。
でもこれはどちらかというと稀なケースで、経験年数のある人が転職するときには高いレベルが求められます。
たとえば、
- 脳卒中やスポーツ整形などの分野に特化した能力がある
- あまり経験者がいない分野(ホスピスやガン、症例数が少ない難病)での経験がある
- 研究や学会発表で優れた実績がある
- 管理職として売り上げや運営をマネージメントしてきた
- 主任として上司と部下の取次役としてリハビリテーション科を支えた経験がある
などなど、雇う側にとって何かプラスにならないと経験者を雇う意味がありません。
以前は5年や10年経験があれば、特別な能力は求められず「経験者」として転職することができていました。
しかし、いまは5年や10年経験がある人の中でも優れた人が求められる時代です。
表立っては「未経験者歓迎」だったとしても、経験者の転職では新卒よりも高い給料を払わないといけないです。
でも経験者ってクセが強い人も多いので、経験者を雇う何らかのメリットを求められると考えた方がいいでしょう。
しかも求められる能力は毎年高くなってきています。
「何か能力っていわれも、特にないなぁ」という人は少しでも早く動かないと、いまの職場から動けなくなりますよ。
転職についてのメリット・デメリットについてこちらで詳しく書いています。